古いものは人気で大きく変わる!
10年以上昔だと今とは流行が違います。
20年前だとバブル時代。
ヒョウ柄、虎柄などが流行りました。
ブームが過ぎ去ると、一気に値崩れ。
10万円の価値が、下がって1万円例もあります。

しかし毛皮はもともと貴重な生の動物の毛。
条約で保護されるようになってからは、
生産量も減ってきました。
貴重な動物の本毛皮となると、
20年以上昔でも価値が高い。
これは「希少価値があるから」。
鑑定額でも不人気になると、
「精一杯頑張りました」
と言った金額が安いのです。
毛皮が鑑定してみると、
購入時よりも半額以下もあります。
これは汚れや品質の低下が原因。
本毛皮は使い古すと価値が下がるのです。
お手入れと保管を大事にしていた人は、
鑑定額が下がりにくくなっています。
反対に、使い終わって保管状態が悪いと、
評価額が下がってしまう!
クローゼットにしまったままで、
一度も着ていないコート類。
これも虫食いや色あせ、匂い移りなどで、
買取価格が下がる例もあります。
毛皮とは品質が変わりやすいものです。
品質は鑑定額そのもの。
価値を下げてしまうと、
とりかえしがつかなくなります。
ミンクのコート。
メンズ用カシミヤコート。
10万円以上したものが、
今鑑定してみると安くなっている。
事実、量産品では安くなっています。
養殖される動物では、
安く毛皮衣類が替えますが、
買取価格も高くはなりにくくなります。
鑑定額は時価。
購入時の未使用状態が、
最も高いことがわかります。
鑑定する時に、
1年、5年経っていると、
古さや傷汚れなどで減額になります。
値打ちが下がると、
どこの買取会社でも、
低評価になるでしょう。
高く売りたいなら、
毛皮の価値が落ちる前に売ること。
クローゼットや押入れに
しまったままにしておくと、
知らない間に価値を下げてしまいます。
毛皮小物類やマフラーなども、
捨ててしまうよりは売却すると、
お得です。
古着屋と毛皮専門店では、
査定額が違うか?
いくらかは持ち込んでみればわかります。
買い取りでは査定は無料。
断りづらいと思いますが、
電話相談やメール相談などを
して見る方法もあります。
外国の毛皮製品でも、
売れるもの、売れないものを
調べておくと良いでしょう。
ロシアンセーブルのような、
最高級毛皮は安く売ってはいけない。
これは特に貴重で、
鑑定額でも分かれやすい製品です。
A店、B店。同じ店でも、
査定士が違えば査定額は変わります。
人が見て判定するからです。
機械的な処理をしないので、
買取価格は変わります。
毛皮はフェイクファーは見抜かれますが、
本毛皮の偽物では評価も分かれます。
偽物毛皮で売れるかは応相談。
実際にいくらになるかは聞いてみましょう。