リアルファー反対理由と動物愛護団体に考える

反対理由とは

リアルファーの反対理由

毛皮はなぜ批判されるのか。

・必要のない動物虐待
・商売道具として利用している
・道徳倫理に反する
・動物そのものへの愛情

リアルファーはそもそも、ファッションのためで虐待になるという意見です。人の生活の中でまったく必要のない行為です。しかもペットとしても飼われることもある、イタチやラビットなども含まれています。

無益な殺傷。古い道徳の中では禁じられた行為でした。毛皮という見た目。これを見てどう感じるか。残虐な行為なのか、かわいいファッションアイテムなのか。

反対する人に、反論する人もいます。「なぜリアルファーを着ていけない?」ウザイなどと、過保護な動物への愛情に疑問を持つ人もいます。

動物愛護団体とはなにか

そもそも動物愛護団体とは、大小さまざまな種類があります。小さいものから、大きな団体になると発言力も持っています。毛皮のみならず、犬や猫などの虐待や焼却での処分など反対。

動物の毛皮を着ているということに、激しい反発があります。犬や猫は愛玩動物でもあり、人間にとっても馴染みの深い伴侶動物でもあります。

動物愛護団体というと、大規模なデモ行動や抗議行動などをしています。リアルファーが標的で、もちろんフェイクファーや化学繊維は対象外。着ている人から、生産者、ハンターなどに反対をしています。

NPO団体から個人的に反対している人。日本では野良猫、野良犬などの焼却処分への抗議が多くなります。毛皮を着ていることへの抗議は目立ったものではありません。

かわいそうという意見

リアルファーかわいそう

毛皮製品は、生皮であり残酷でもあります。種類によっては顔までついているものもあります。オオカミ、トラ、タヌキなどです。生きたままに近いほど、高価です。剥製などはまるごと生きたままに近くて、「残酷すぎて反対」という人もいます。

特定の団体に所属していなくても「かわいそう、残酷、ひどい」という意見が聞かれます。ミンクのコートや毛皮のマフラーなどは原型をとどめていないため、かわいそうな印象はありません。

絨毯や剥製のようなものは、生きているようなもので良心の呵責に悩まされることもあります。リアルファーというと、私達が動物を摂取していることを覆い隠しているようでもあります。

必要もないのに、殺している。それは生きるための必要悪ではなく、遊戯や快楽や自己満足のため。動物愛護団体によっても、反対理由はそれぞれです。

感情的な意見。宗教や道徳的な意見。特定の動物だけを愛している人などそれぞれです。日本各地にもNPOを含めて、動物の虐待から殺傷や毛皮を着るような行動にまで反対します。

動物保護と毛皮衣類

毛皮のコートやマフラー。これは動物にとっては虐待以外の何物でもありません。しかし、動物に対して哀れみの心を持つものか。日々口にする食べ物を見てどのように感じるでしょうか。

リアルファーとは感情的な問題でもあります。保守的な人たちから特に反対されるものです。考え方の違い。価値観。そこに本毛皮というステータスはないのです。

フェイクファーという品物もあるのに、動物を捕獲したり養殖して毛皮製品を作る。人々は感情的に受けいられなくなると、拒絶するものです。

例えばゲテモノを食べるというと、多くの人が反対します。魚の目玉が嫌い。もともと動物の形をしていると食べない。菜食主義で、肉食を嫌う人もいるくらいです。

毛皮のリフォームは意味がない?

リフォームの値段は高い

本毛皮のリフォーム費用は数万円から10万円以上です。小さいものだと数万円前後。リフォームの内容にもよります。大型のロングコートなどは10万円以上と費用も高くなります。

費用は具体的に相談して決めます。どこをどう直すか。持ち主の意向を聞くでしょう。業者におまかせしてしまってもいいですが、リフォームというとメニューしだいで時間や費用が変わるものです。

高額な費用をかけてでも直したいのか。新品を購入したほうがよいくらい、高くなることもあります。裁断してマフラーにしたり、大きいものや汚れや傷ありのものは裁断することもあります。

業者と応相談

毛皮リフォームはメニューしだい。具体的な費用は、リフォーム業者の話と大きさと動物の種類などにもよります。そもそも、毛皮のリフォームをするという業者が少ないのです。

ふつうはお店に行って、詳細を相談します。電話相談や宅配便で送って加工、修繕をしてくれるのか。業者によっても、費用から対応、リフォームにかかる時間などで違うでしょう。

地元で近いところで探すなら、タウンページやネット検索でもできます。タウンページに出ていない業者。今だと郵送が使えるのかを相談してみましょう。

業者は仕事の良し悪しもあります。評判の良い修繕屋を選ぶべきです。特に近くだからというだけで選んでしまって失敗しないように気をつけたいものです。

直してどうなるか

毛皮リフォーム

毛皮は裁断することもあります。持ち主がもとの形を維持したいと言うなら、清掃やクリーニングなどでできるだけ新品に近い状態に戻そうとします。

多くはカットして、丈を短くしたりマフラーにしたりとします。もともとどのように修繕したいのか。破れや抜け毛や変色、におい移りなどを直したいのか。

ロングコートがショートコートになる。マフラーがポンポンのような小物になる。思い出の品物を残したいというニーズに答えます。

クリーニングしてどの程度、品質が戻るでしょうか。毛皮はクリーニングでも新品のようにはいきません。それでも汚れやにおいなどを取ることはできるでしょう。

買取することとの違い

新品に買い換えるほうが、よほど良いこともあります。しかし、リフォームしたいような毛皮はもともと買取に出していくらになるでしょう?10万円以上の査定額が出ることは少ないものです。

しかしリフォームの費用でも10万円以上が相場。安くすませたいというと、大幅にカットしてしまって小さくするなどがあります。

買取して新品の毛皮を購入すると、下取りとにています。その差額がいくらになるか。査定では品質状態も判断されます。だから自分で清掃したり、できるだけ保管状態を良くしておくことが大事です。

毛皮製品というと、もともとお手入れしているか、してないかが大事なポイントです。特にレザー品は劣化が激しくなってしまい、商品としての価値が大幅に下がります。

ミンクやフォックスやチンチラのような毛皮でも同じです。普段のお手入れや保管方法しだいで、価値は大きく違うものです。汚くなったから売りたいというと安くなるのは仕方のないことでした。

リフォームして、見た目は変わるでしょう。レストアで全く別の衣類になります。新商品を買うのと同じようなものです。

海外と日本の毛皮事情

外国の毛皮事情

海外と日本の毛皮事情

多くの国でリアルファーのための動物の繁殖が制限されるようになっています。特に、犬猫のファーの輸入の禁止は当然のこととして進んでいます。
Vegan Fashion

動物の種類によっては、輸入の禁止、養殖の禁止、売買の禁止などがあります。国の法令で定められたもので、海外ではその国の決まりがあります。

もともと日本での毛皮生産といえば、タヌキなどがありました。外国では人気のミンクからフォックスやセーブルなどがあります。ほとんどが海外の生産品で、日本へは輸入してきます。

海外でも規制や制限はあります。しかし動物愛護団体の反対があっても、毛皮の生産と売買は止まりません。もともと規制がない国も多いことがわかります。

アメリカでの犬や猫の毛皮は禁止。ヨーロッパでも一部制限を付けています。それでもミンクやフォックスという人気の種類は規制対象外。

日本の毛皮事情

オオカミの剥製、クマの毛皮、タヌキ・・・。日本の原産の毛皮製品もあります。オオカミは絶滅し、クマも減っています。タヌキ系の毛皮は人気じたいは少ないため、人気のものは海外輸入品です。

日本では税関で止められるケースもあります。ミンクやフォックス系などは税関で止められないものです。ワシントン条約で定められて禁止されているもの。これは日本に持ち込むことはできないのです。

人気はやはりミンク。規制対象ではないので、日本でも着たり輸入することはできます。ネットショップやオークション、販売店から購入してきて自由に着られるものです。

日本では税関が厳しいという話もありますが、毛皮品では一部の規制のみ。トラやヒョウ、オオカミ系などが規制対象になります。

人気と価値

日本ではチンチラやラクーンのことは知らない。そのかわりにミンクは毛皮の一番人気。手触りからデザイン性、においなども少ないので女性に支持されています。

毛皮製品には独特の特徴があります。毛並み、色艶、肌触り、保管など。色合いなどへ染色すれば変えられるので。自分風にアレンジすることもできます。

もともとの動物の毛並み。これが見事なものほど高価といいます。養殖品の毛皮は安くて、特に高級という品質はないものです。安いなりの品質。

海外品と日本製

毛皮に限っては国産品というのがほとんど少ない状態です。もともと生産してないか、ミンクの生産養殖が禁止されたためです。

消費者にとっては、産地よりは他の要素で決めています。毛皮はファッションアイテム。流行のデザインなどが人気。海外品でもブランドもので、良いものが買われやすい。

国産というこだわりは、少数派でもあります。アメリカ産か、南米や欧州産か?それよりは価格やデザインなどで決まってます。ファッションアイテムはファッション性で、本人が気に入るかしだい。

防寒具という意味もあり、毛皮のもつ暖かさや肌触りが好きだという人もいます。その意味では、購入者のニーズしたいという商品です。フェイクファーでもいいという人。本毛皮の質感や手触りが好きな人などがいます。

アンティーク価値と毛皮

毛皮は古いとどうなる?

アンティーク価値と毛皮

毛皮は衣類です。古いものは価値が下がるのが当たり前。いくら販売価格が100万円したものでも、10年20年と経過すると価値が大幅に下がります。

現代ではレトロやアンティークというのも密かなブーム。新品の製品なのに、レトロや古さを感じさせるデザインもあります。

毛皮は古いものだと、新品とはまったく違ったものになります。レストアや修復できる範囲は限られてきます。洗浄したり普通の洗濯や清掃のようなものでは復活しないのです。

毛は生き物。風化などがひどくなってきます。それでも昔の人気のものだったり、高額な種類、レアなものなどは価値は保っています。ミンクは昔から人気商品。その中でもブラックグラマが特別でした。これなら古いものでも期待度はあります。

種類と年代

中古品の価値とは、新品が一番高いものです。経年劣化といって、時間がたつと下がるようになっています。だから経年劣化する毛皮は古いものほど価値が低い。

衣類は放置しているだけでも劣化するものです。品物としては新商品で高額な種類が一番高いことがわかります。これは有名ブランド品でも同じです。高級な毛皮、ミンクにフォックスなどでも価値が下がってしまうと安いものです。

買取事情では古いものに価値がつくのは、一部のビンテージやプレミアがつくものだけ。自動車でも衣類でもゲームなどでも同じです。ビンテージになるような種類だと、古いものが驚くほど高く売れることもあります。

毛皮とは今も生産されているので、新商品のほうが価値が高いことは間違いないでしょう。実際に買取業者やオークションの値段を見てみても、古いものが高いわけではないからです。

本毛皮のこれから

新商品だと、デザイン性が流行を取り入れてます。バブルの時代の毛皮。今だとダサいなどと言われて敬遠されがち。ファッションやアパレルになると、すぐに変わる流行と合わせてないといけないのです。

本毛皮ということに、買う人がどれほどの意味を持つのか。フェイクファーや、毛皮に似せて作られたものでも良いなら、本毛皮というステータスはないのです。

元々富裕層や高級なイメージだったため、有名ブランドの高品質な高級毛皮というのはお金持ち。一般庶民がミンクを着ていてもおかしくもない時代ではあります。

最近の流行から外れると、価値が下がりやすい。毛皮という防寒具ではなくて、ファッションアイテムのひとつだから。

骨董などはない

自動車や陶磁器や絵画、美術品・・・。古いものに100万円以上、あるいは1億円という値段がつく。毛皮でこうした骨董的なアンティーク品が高いというはごくまれです。

毛皮は狩猟禁止になったものもあり、手に入らないものもあります。闇ルートだったり、非合法なもの。高額で取引されているものは、一般には知られないものです。

虎やライオンなどと、禁止されているものはあります。その商品価値がいくらか?アンティーク価値というと、もともとより10倍も100倍も価値が出るものです。一部の毛皮の値段は当事者たちの取引価格しだい。

普通の毛皮製品だと、古いもので価値があがる例はまれです。よほどのビンテージのつくような商品。レザー製品で珍しいものやプレミアが付くような何かがあるもの。

これはミンクなどの毛皮よりはレザー製品の毛皮で多い傾向です。レザーは状態が良いものが少なかったり、希少性のあるものが高いのです。

ミンクの価値はこれからどうなる?

ミンクはたくさんある

毛皮のミンクやコート類

ミンクの毛皮といえば、一昔前は高級品でした。10万円以上しても当然。珍しさ、毛皮の素材、フワフワモフモフした感触が人気がありました。人気があるので、養殖されたりと生産量も増えています。

その一方で価格じたいは下がっていきます。毛皮は動物愛護団体からの反対も大きくて、「毛皮=悪」「毛皮は成金趣味」のような悪いイメージが出るようにもなりました。

高級品でデザインや他の衣類との違い。独特の存在感でしたが、ミンクは花形でもありました。しかしミンクじたいは一般にはやや着られなくなる傾向が出てます。

価格帯という不思議

毛皮の価値

今では合成繊維のフェイクファーもある時代。本毛皮でなければいけない時代ではないのです。安くて、ファーコートのような素材。汚れや管理が楽な素材に人気が出るのは当然でした。

ミンクのコートは今だと数万円ぐらいでも買えます。極端に安いものもあるくらいです。まがいもの、偽物につかまされないようにしたいものです。ふつうは10万円以上のメーカー品が高級と言えます。

ブラックグラマのミンク。これが最高級で数十万円の値打ちもの。ミンクの中でも、産地や天然か養殖かなどで相場が違うのです。もともと同じとしても、サガミンクなどの有名ブランドは高品質。指名買いされるくらいに人気があるなら高くれても売れます。

商品としての価値

毛皮というものは生き物です。合成繊維でも劣化しますが、毛皮ほどではありません。ミンクはお手入れをしないと急激に価値を下げてしまいます。新品状態から、1年2年ぐらいで価値は半額以下になるでしょう。

買取業者の値段はおおよそ50%以下です。品質が悪ければ10%以下もあります。これが相場なりの値段で、ミンクだから高額査定ということはないのです。

ミンクコート、マフラーなども人気なので極端に安いというの少ないでしょう。傷や汚れや抜け毛、変色に虫食いなどの商品価値が落ちてしまうと売れないということもあります。

普通に衣類として使うにも、お手入れをするしないがあります。レザー製品はひび割れが出ることで知られているのでお手入れ必須。本毛皮は手入れをして当たり前。

買取に出さなくても、衣類として着られるようにするために、ミンクもお手入れが必要なのです。

ミンクという特別性

今は大量生産の時代。プレミアやビンテージという価値はつきにくくなっています。そもそも毛皮で、一点ものや特別な価値を持っているものが少ない。最高級の素材を使用しているものは特に高額です。

オークション、買取業者でも値段はピンキリ。ミンクは安物が多くなったので、ミンク=毛皮の王様 という図式は成り立たないのです。

別格は販売価格が特別。もともと安く作られたもの。実はフェイクファーや合成繊維などと、多種多様です。自分では値段がわからないものです。買ったときに数十万円したから、売りに出すときでも10万円以上はするだろう。こうした予想は成り立ちにくいものです。

まとめ

本毛皮は衣類というよりもファッションです。防寒具としてより、デザインや珍しさです。フォックスも人気があり、ミンクと人気をわけるくらいです。

現代のミンクはありふれた商品になってきました。そのために他との差別化として、別な動物の毛皮にも価値はあります。ただ生産量が少ないものもあり、ミンクじたいは手に入りやすいものです。

そのために価値や価格は低い。消費者には手頃でリーズナブル。ただ毛皮というステータスはなくなってきていて、庶民でも着られるものになります。富裕層が着るものというイメージは変わりました。