抜け毛の特徴と対処法

抜け毛はどうして起こる

・摩擦
 服ですれたり、クローゼットの中で他の服とこすれることで起こります。少しのこすれでは毛は抜けません。しかし何度もこすれていくことで、毛は傷んできて抜けていくのです。

・ひっぱり
 毛皮の痛む理由の一番が「引っ張る」ことです。洗濯したりするときに、手洗いをして痛めてしまうこと。もし洗濯機で洗うと、更にダメージが広がります。

・害虫
 タンスやクローゼットの中で虫喰いされることです。防虫剤などで防げます。

・経年劣化 腐敗
 時間がたつだけで、毛は抜け落ちていきます。これが経年劣化。腐敗は菌類等で傷んでいくことです。

価値が下がる

毛皮にとっては毛が抜けるということは、ひどく商品価値を落とします。もともと50万円したミンクのコート。抜け毛やダメージを受けていくことで、半額以下になるでしょう。

もともと、買取にだすつもりがなくても抜け毛が多くなると見た目が悪くなります。少しなら目立ちませんが、時間がたち、増えていくことで見た目が貧相にボリューム感がなくなってくるのです。

フォックスやチンチラ。もともと毛のボリューム感が少なくなる。そうすると暖かさも落ちてきて、見た目以上に影響はでてきます。

毛とはもともと自然に抜け落ちるものです。だから1年、2年たつと商品としては価値が下がるものなのです。生き物なら、新しい毛が生えてきますが、コートやマフラーではそうならないからです。

防ぐ方法とは

洗濯方法を考え直しましょう。自動の洗濯機で洗うと、ダメージが強くなることはわかっています。ダメージが弱くなるように、手洗い推奨となってます。洗濯機で洗濯ネットを使う方法もあまり良いとは言えません。

クリーニング店に出すのも、抜け毛を防ぐのに良い方法です。プロに任せて、自分で痛めてしまうことを予防できます。何週間か時間がたったとき、冬のシーズンが終わったときなどにクリーニングに出してもいいです。

普段のお手入れも大事。1週間に1度くらいは自分で手洗いしてお手入れしましょう。しかし洗濯のし過ぎで抜け毛が起きやすいことも事実。毎日毎日と洗ったりすると、痛みやすいので注意します。

手洗いでもゴシゴシと強く洗わないことです。優しく扱って、毛並みにそって洗います。

寿命を伸ばす

もともとは生きた動物でした。これも動物たちはグルーミング(毛づくろい)をして、自分でお手入れしてます。当然、抜け落ちてくるものですから、どれだけていねいに管理していても抜けます。

過剰に洗いすぎないこと。中性洗剤を使うこと。天然の洗剤などを使うこと。虫食いなどを防ぐこと。いろいろな方法がありますが、締まったままというのは保管に悪いです。

着れば着るほど、毛皮製品は傷んできます。使ったあとに、少しだけでもホコリや菌類などを落としておくとよいです。汚れがついたり、手垢などでも痛みやすいものです。高価で大事なものだったら、着たあとにはお手入れで軽く汚れを落としましょう。

毎日のお手入れが、雑に激しすぎても抜け毛をさせてしまいます。あくまでもていねいにやることです。痛みが出ると、レザーの毛皮だとボロボロになります。ミンクのコートやマフラーのようなタイプでも、日頃の扱い方しだいです。